代表理事 鈴木晴恵
(鈴木形成外科 小児科院長) https://haruesuzuki.com

私は1984年から形成外科医として、人々の美容と機能改善のために手術が上手くなりたいという思いで邁進して参りました。1988年から携わったレーザー治療はあざや血管腫、脱毛や美容医療に革命をもたらし、1990年に考案したメディカルエステが、それまで対立しがちであったエステ業界と医療業界に融合をもたらしました。同じようにプラントベースホールフードが架け橋となり、栄養学と医学が互いに補い合う存在に発展するに違いないと確信しています。
2011年、米国の栄養学の権威、T.コリンキャンベル博士著「The CHINA STUDY」との出会いにより、(食)生活習慣を見直すきっかけを得ました。植物性の食材を極力精製・加工しないで食べる食事法「プラントベースホールフード(PBWF)」であらゆる疾患の予防と改善ができることを知り、大きな衝撃を受けました。
アメリカで2013年に設立された非営利団体「The Plantrician Project」は、PBWFの研究結果のエビデンスを学び、紹介する活動を続けており、“薬を使わず植物の栄養で病気を治す医者”「プラントリシャン」が一般に浸透してきています(※Plantricianプラントリシャン:Plant(植物)・Nutrition(栄養)・Physician(医師)からなる造語)。私も何度もこの学会に参加し、日本の皆様にPBWFを広める活動を続けてきた結果、この度アメリカ本部以外で初めて知的財産共有の許可を得て、日本で一般社団法人プラントリシャンJAPANを立ち上げる運びとなりました。
個々の栄養素を研究し論ずることは大切なことです。不調や病気からの回復において、ときに薬やサプリメントが助けになることもあります。しかし土台になるのは食事であり、それを無視して真の健康を獲得することはできません。
日本各地には、食のありかたと環境保全の重要性を深く理解し、努力をされている農家、料理家、そして流通や販売業の方々がいらっしゃいます。それぞれの生業(なりわい)が経済活動として確立し、その価値が消費者に適切に届いたとき、私たちは食の安全を享受できると考えています。そのためにはまず一般の皆様に食とPBWFの大切さを浸透させなければなりません。
一般社団法人プラントリシャンJAPANの活動により、あらゆる年代や環境の方達にPBWFを知っていただくことで、日本の人々の健康増進に寄与できるよう努力して参ります。皆様のご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
理事 伊東正一(九州大学名誉教授)

http://worldfood.apionet.or.jp/
(上記のURLは当方作成の世界食料統計などです)
なぜプラントリシャンを選んだのか?それは健康への道を求めたからです。私は現役の時は世界の食料需給、端的に言うと「世界に食糧危機は来るのか?」というテーマに関して研究し講義していました。世界の食料の統計を常に見ながら、各国の現地を訪れ、食糧増産の実績や潜在性について調査してきました。そうして訪れた国の数が50か国を超え、人口の多い中国には合計20回ほど、インドは5回程度訪れました。国際情報の豊富なアメリカには留学も含めて10年間余り滞在し、総合的なデータを得ることができました。北南米諸国の過去半世紀余の食糧増産に圧倒され、また、南米やアフリカ大陸のさらなる増産の潜在性も認識する中で、こうした状況下では、人類が戦争などをして愚を働かない限り世界に食料危機は来ないのではないか、と個人的に考えるに至りました。
では、人類にとって次に大事なのは何か?と考えた時に、それは健康問題だ、と思ったのです。健康は自分にとってもさることながら、家族にとって、友人たちにとって、地域にとって、すべての人に大事なことです。世界的に医療費がかさみ、不健康の元凶である肥満人口が飢餓人口より多い、というデータにショックを受け、早くこの問題を解決しなければ、人は健康になれず、医療費で苦しむだけの人生になり、幸せになれるどころか、余生を楽しむことさえできないと痛感しました。誰でもお金をかけずに健康になり、それを維持することができる方法はあるのか?これは私が20代のころから抱いていた疑問でしたが、定年退職後に新たなテーマとして、ようやくそれを極めたい、という意思が芽生えていきました。
そんな時に出会ったのがヴィーガンでありプラントベースホールフードです。当法人理事長の鈴木晴恵医師と2018年11月に京都で開催された国際シンポジウムで巡り合ったのが大きなステップとなりました。その後は定期的にお会いし、米国での学会にも一緒に参加するなど、健康になるためには何を食べたらいいのか、というストレートなテーマに向かって情報収集してきました。要は生野菜や果物をできるだけたくさん食べよ、ということでした。これは精進料理など、日本古来の食生活にも通じるものです。
ヴィーガンやプラントベースホールフードへの移行は、プラントリシャンたちの医学的エビデンスに基づいて欧米に広がりつつある健康への動きです。これを日本にも広める活動の一助になりたい、との思いから、一般社団法人プラントリシャンJA PA Nの活動に加わり、積極的に賛同いたします。人類の真の健康を目指して。
理事 杉浦 次郎
(鍼鍼灸、整体、指圧師。洛中庵主宰)

私は、祖父の代からの東洋医学系の治療家の家に生まれました。 手技療法の各種資格を取得後、病院理学療法室勤務(医療法人英和会宮脇病院)、メディカルトレーナー、フィットネスクラブ支配人などの職を経て、2001年(平成13年)に京都市中京区で鍼灸、指圧、整体の施術と運動療法を中心とした治療院「洛中庵」を開設。自然食の指導を含めた自然療法家として活動してきました。
自然療法家として活動開始以来、日本古来の調和の取れた和食による健康、長寿効果を説き、日々の臨床に於いて手技療法や運動療法と併せて実践し、その効果を証明してきました。 その後、分子整合医学、プラントベースホールフードの理論、鈴木晴恵医師(当法人理事長)との出会いによりその知見を深め、現代医学的なエビデンスも学びました。 以来、自身の治療院「洛中庵」の臨床の中で、正しい食事(プラントベースホールフード)による健康効果を今まで以上に実感しています。
「未病を治す」、という東洋医学の重要なテーマを成就する方法として、プラントベースホールフードが今後ますます注目されてくると確信しています。 同じく,東洋医学の「上医」という概念においては、国や社会のシステムを改革し、人々を健康に導く者こそを「上医」と定義しています。 一般社団法人プラントリシャンJAPANの使命はここにあるのではないか、と私なりに解釈しています。 鈴木晴恵理事長の下、より多くの人々が健康的な人生が送れるよう、プラントベースホールフードの実践の普及、啓蒙に寄与していきたい。その使命を果たすべく、日々精進していきたいと念じています。
顧問公認会計士・税理士 根岸良子

縁あって、一般社団法人プラントリシャンJAPANの顧問としてお手伝いさせていただくことになりましたことを、大変うれしく思っております。
私は昭和59年に公認会計士・税理士として独立開業して以来、たくさんの業種の企業や経営者の方々の相談を受けてきました。経理や決算はもちろん、問題解決型のコンサルティングも得意としていました。しかし、多忙を極め、朝7時から夜中の1時、2時まで仕事をするという生活が長く続きました。そして、とうとう乳がんを患ってしまったのです。
なぜ、がんを患ったのか、自分の人生をしっかり振り返った時、食生活の乱れ、多忙、ストレス、が原因であったことを確信しました。母が生きている間は、まっとうな食生活を送ることができていましたが、母の永眠後は仕事を優先し、食事には気を使わず時間もかけずに、外食や加工食品を食べ続けていました。人間のからだは、食べたものからできていると言われますが、食べているものが悪ければ体の中も悪くなって当然です。
東京から京都へ移り住んだところがお寺の隣。そのお寺のご住職さんは、みずから無農薬有機野菜を栽培し食されている方で、食事上のいろいろなアドバイスを受けることができました。そして、今までの食生活がなんとひどいものだったのかを再確認したのです。食事に気を付けるようになり、おかげさまで今では健康な毎日を過ごしています。
私たちは、スーパー等で何も考えずに食品を買いますが、体に悪い食材や添加物だらけの加工食品が堂々と売られていることに驚きを覚えます。買う方も買う方ですが、売る方も売る方。儲かればたとえ消費者が病気になってもよいという、倫理観が欠如している会社や経営者が多いことを悲しく思います。だからこそ、私たち消費者一人ひとりが食に関しての正しい知識を得て、体に良い食品を選別して食することが、自分自身のためにも子孫のためにも、ひいては地球環境の保全にも必須であると感じています。
そんなおりに、一般社団法人プラントリシャンJAPANに出会えました。自分自身の経験も生かしながら、本法人の役に立ちたいと思っています。