2026年5月のPOPカンファレンスの印象記

本POP会場では専門家によるたくさんの報告がありました。先に、鈴木理事長がお伝えしていますことに加え、地球の環境を守るためにも畜産類の生産は再考すべきとの主張がありました。これまでも肉類の消費は健康によくないという報告が少なからずありますが、牛肉の生産には大量の食料(主にトウモロコシ、大豆)が消費され、それに対してわずかな肉しか生産されない。また、し尿の垂れ流し、さらには牛のげっぷによるメタンガスの放出など、環境汚染の要因にもなっている、との報告がありました。(追ってより詳しくご報告の予定)

POP会場のまわりには関連団体や健康食品、機器などの広告のため、たくさんのブースが設けられていましたが、この中で、Switch4Good(良きものは取り入れよ)という、子どもたちのために社会を改善する活動をしている団体がありました。筋肉モリモリのアスリートたちの写真をバックに「80年ぶりに学校給食に植物ミルクを導入する法律が今年の1月に連邦議会を通過した。」と喜びの笑みを浮かべてミシェル・バーンシュタインさんが話してくれました。アメリカで学校給食のミルクは牛乳ということが80年前に法律で決まっており、ここに豆乳やアーモンドミルクなどの植物由来のミルクも認めてほしいと長年運動を続けてきて、ここにきてようやくそれが実現した、とのことです。これから全米でそれが実行されるように新たな運動をしていくとのこと。7月にそれに向けたカンファレンスをサウスキャロライナ州で開催するそうです。

アメリカでもそうだったのですね。学校給食では牛乳だけが毎日の飲み物として取り入れられていたとは。日本でも同じ。牛乳はチーズやバターと共に子どもたちの健康には良くない食材として日本でも懸念する保護者が少なくありません。米国ではついにその壁を打ち破ることに成功した、ということで、「これからも私たちへの支援を継続してほしい。」とPOPの参加者に訴えていました。バックの4人のアスリートの写真ですが、いずれも植物由来全体食で体を鍛えているとのことでした。

一般社団法人プラントリシャンJAPAN
理事 伊東正一

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